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2007-03-22

プロジェクトマネジメントの活動の、要素成果物

PMP試験対策系講座や、実践系の講座などで「WBSを書いてみましょう」というと、多くの方がスラスラ書くのですが、プロジェクトマネジメント活動をWBSに含ませることが出来ない人が非常に多いのです。

プロジェクトマネジメントの活動も、プロジェクトの活動です。プロジェクトマネジメントの活動をWBSに落とせない、ということは、プロジェクトマネジメント活動がよくわからない、ということになります。

とても心配というか、気がかりになります。

もっと気がかりなのは、PMPの人は「WBSを作れ!」とやたらと言う(人が居る・・・)のですが、そういう人に限って、プロジェクトマネジメント活動をWBSに落とさない・・・。さらに、WBSによるコントロールを「しない」。唖然としますが、現実ってこんなもののようです。

と、ココまで読んで「????なぜそれが問題なの????」と思った方。実践系のセミナーに、是非ご参加下さい。

#私の試験対策3日間を受講された方には必ずお話していることではありますが・・・

5月までの試験対策系の予定をUP

5月までの、PMP認定試験の受験に必要な、35時間のセミナー受講義務に適合したコースについて、予定をUPしました!

PMBOK GUIDEをしっかり学び、かつ、実践に活かせる知識を定着させようとするセミナーです。是非ご参加下さい!

http://www.meridionalis.com/exam-prep/schedule.html

2007-03-17

中国のプロジェクトマネジメントなど

好川さんのメルマガに、弊社主催の試験対策セミナー関連の記事が掲載されました。ちょっと反応したいと思います。全て、好川さんのメルマガ(プロジェクトマネージャー養成マガジン2007/03/17(PR号))からの引用になります。

海外(特に、米国)のPMPと一緒に仕事をされた経験がある人なら感じたことがあ
ると思いますが、結構、PMPという資格に誇りを持っていますし、PMPになった
ばかりの人でもプロジェクトマネジャーとして実力があります。

同感です。逆に、日本は、PMPは技術資格の一つ程度の取り扱いです。受験しよう、という人も、その程度の認識の人が多いように感じます。これは、私も含めPMPを世に知らしめる立場の人のミスリードである可能性もあります(とはいえ、私の場合は、「ちゃんとしたPMPでなければ役に立たない」という想いを持って、PMPの講座を開催してきましたが、告知のほうは、特に謳ってなかったかと思います)。

実際に、米国で仕事をしているPMPの人と話をすると、(日本の方には申し訳ない
ですが)、日本のPMPとは較べものにならないくらい、プロジェクトマネジメント
をよく理解していますし、何よりも実践している人に多く出会います。

だから、PMPという資格は価値がありますし、誇りも持てるわけです。実は、これ
は最近、PMPが急増している中国でも同じです。中国のプロジェクトマネジャーも
PMPであることに誇りを持っているようです。

日本のPMPは、自分を卑下したPMPが多いように思います。取ったけど解ってないんですよね、と、平気で言う。自信がない。そもそも、自信が無い状態でPMPを目指している可能性がありますし、会社が権限を渡さない為に動きが取れない現実があるのかもしれません(個人事業なPMPの方が、かなり有能なのは、この、権限の点で有利なのかもしれません)。

ところで中国のPMPに関しては、誇りを持つに至る理由がいくつか思い当たります。

一つには、彼らは、マネジメント大好きな気がします。ごく若い人まで、マネジメントする側、される側という意識があります。例えば、私の仕事を紹介すると、是非学びたい、という反応は、明らかに中国の人のほうが、鋭い反応を返してきます。

もう一つ思い当たるのは、「小さな権力」が大好き、ということです。これは、それぞれの立場にある、権力を、行使することを好みます。中国で時々、「なんでこの人はそんなことに厳しいのか?」と感じることがあります。アレです。

産業構造的に見ても、私は製造業の現場しか知りませんが、田舎の製造業でも、比較的近代的なマネジメントを適用しているように思います(実現の背景に、罰金制度やちょっと長めで頻繁な食事休憩、徒歩で通えるなど特異な労働環境があるから、とも、言えますが)。

いずれにせよ、マネジメントが、馴染みやすいようです。それも建設、ITを問わず、取り組んでいるところも、やはり、日本と中国の違いでしょう。日本の建設業について言えば、新たな知識習得、経験の知識化は、不得手なようです。また、自分たちのマネジメントに非常にムラがあるということにも気づいていないと思います(コストマネジメントとタイムマネジメント以外のマネジメントの粒度は、非常に粗い、です)。

ということで、以下、告知でございます。

〓【開催概要】〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 ◆≪PMstyle≫PMP試験対策講座
  日時:2007年05月15日(火)~17日(木)  10:00-18:00
  場所:フォーラム8 (アクセス) (東京都渋谷区) 
  講師:野村隆昌(システムマネジメントアンドコントロール)
  詳細・お申込 http://www.pmstyle.biz/smn/pmp.htm
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2007-03-13

実践プロジェクトリスクマネジメント計画編

 1日7PDUsで、計画編を、やります!これまで2日コースでしたが、基礎部分を1日コースにしました。この1日で、プロジェクトリスクマネジメントの「とっかかり」を確実なものとして身につけます。

 プロジェクトリスクマネジメントが現場でうまく実践できないのは、いくつか原因があります。フォーマットを用意すれば出来る?いえいえ、そんな話ではないのです。

 まもなく発表します!お楽しみに!

4月以降の予定

取り急ぎ、4月の予定を掲載しました。それ以降の予定は、じわじわと掲載予定です。

メールでお問い合わせ頂きますと、発表と同時にお知らせできるかと思います。

宜しくお願いいたします。

2007-03-11

メルマガ用画像/要求定義往復書簡

清水さんとの往復書簡の続き、です。画像はPOPUPします。

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そうなのです、何と6割(59.6%)が「利用者自身が何をしたいのか分かっていない」のです。ですから「利用者の間で意見調整ができておらず、求めてくる意見が大きく異なる」ことにもなってしまうのです。
では、どうすればよいのでしょうか。

 プロセスの中では、「要求を引き出す」タスクが極めて重要です。利用者自身に何がしたいのかを明確にしてもらう、もしくは、何をしたいのかに気付いてもらうことが必要になります。
 開発プロセスの中で最も重要で、難しく、誤りやすいと言われています。そして最もコミュニケーション能力が必要なフェーズです。
必要なスキルとして、
 ファシリテーション: ワークショップを運営する能力
 ヒアリング(インタビュー): ニーズを聴き出す能力
 コンフリクトの解決能力 : 異なる意見を調節する能力
などがあります。

ファシリテーション:
 プロセスとコンテンツを分離し、プロセスに焦点を絞ります。コンテンツはユーザー要求ですから、それをいかに参加者全員に出し合ってもらえるよう、働きかけるスキルが重要です。対人関係能力がないとできません。また参加者に課題達成意欲を持ってもらうことも必要です。教えられてできるというものでもありません。グループワークを通してファシリテーションスキルを身につけてもらいます。

インタビュー:
 ニーズを聞き出すためには質問と傾聴が不可欠です。闇雲に質問しても効果が上がりませんから、効果的な質問スキルが極めて重要です。気付いていない「要求(ニーズ)」に気付いてもらえるような質問ができるようになれば、と思います。
また、信頼されないと本音を聴くことができません。この辺はEQにも通じるものがあると思います。

 野村さんの「わかるだろう」に関することは、3つのニーズ(品質)に関係します。基本的ニーズ(当たり前の品質)、期待のニーズ(一元的品質)、喜びのニーズ(魅力的品質)です。

基本的ニーズ(当たり前の品質):
 -このニーズ(品質)が満たされないと、顧客は大変不満を持ちます。
  しかし、これが満たされていても何も感じません。
 -顧客は自分からこれが満たされないと困る(不満だ)、とも言いません
  (当たり前だからです)。
 -不満な顧客は、その不満を別の顧客に話します。
 ☆インタビューでこのニーズを聴き出せないと致命的な問題が発生する可能性があります。
 野村さんの「わかるだろう」がまさにこの例ではないでしょうか。
 例えば、自動車のバックミラーが必要だというお客はいませんよね。
 当たり前だからです。

期待のニーズ(一元的品質)
 -これについて、顧客は自分から何が必要かを、話してくれます。
 -この機能が欲しい、これが満たされないと困る(不満)、と言ってくれます。
 ☆どんなインタビューアでも聴けるニーズです。
   インタビューでこれしか聴けない(受身の)ケースがあまりに多いと思います。
   これでは残念ながら差別化できません。
   自動車のエアーやオーディオ類。人によってニーズが異なります。

喜びのニーズ(魅力的品質)
 -顧客が気付いていなかった、特別付録です。大変喜んでくれます。
 -逆にこれが満たされなくても、別に不満に思いません(気付いていないからです)。
 -喜んだ顧客は、別の顧客に話してくれます。
 ☆インタビューでこれが聴きだせると、差別化につながります。
   差別化のできるインタビューができるようになれば、と思います。
   数年前のカーナビ、その機能には感動したものです。「喜びのニーズ」だったからでしょう。
   でも、最近は、「期待のニーズ」に変化していませんか。
   そうです、ニーズは陳腐化するのです。あと数年すればカーナビも標準装備(バックミラー並み)になってしまうかもしれませんね。
   地図(紙の)を買わない(持たない)ドライバーが当たり前の時代になるのでしょうか。

少し、長くなってしまいました。「要求(ニーズ)を引き出す」能力がいかに重要
で、難しいかがお分かりいただければ幸いです。

清水

Image1

2007-03-08

PMP試験って何?というセミナー

 昔、PMP GUIDEという、PMP試験を紹介するガイダンス的なセミナーを開催していましたが、無料だったためか、あるいは営業と勘違いされたのか『黙って欠席するマネジャー失格な人』が多く、最近は開催していませんでした。

 が、そろそろ、押し出しを変えて、開催しようかと思います。GW明けからが良いかな。学習時間証明も発行できるようなカリキュラムもありかもしれません。

 自己認識色を強くしようかと思います。

 PMIも、PMP受験条件チェックリストとか公表してますしね。

 しかし、セミナーに黙って欠席される方に一言言いたいのですが、別に来なくても構わないのですが、一言連絡を頂きたいですね。途中で事故に遭ったかもしれないし。一応野村も人間なので「どうしたのかな?」と思ってしまいます。

 無料だと10%くらいの欠席者が出ます。最近は有料でもたまに当日欠席な人が居ます。多くは、「開催される事自体を忘れてた」なのですが。直前にメールで注意喚起したほうがいいんでしょうかね?

 それとも皆さん、単にスケジュール管理してないってことなんでしょうかね?

 さて、いずれにせよ、最近、ガイダンス系のセミナーの話が多いので、また前向きに検討という感じです♪

2007-03-07

6本連続、メモというか・・・

ここから先(↓方向)、6本連続で、PMP取得ってなんだよ?的な文書が続きます。ちょっと考えを整理する第一歩として書き始めました。

マインドマップ化してから、あとできちんと書き直すとして、とりあえず、思いつくままにつらつらと、書いてみました。

PMP取得がいかに役立つか?の、本質に迫ろうと思っています。それを肯定しないから、正しい学習が出来ていない可能性が大です。

しかし、そろそろ午前5時です。日本語滅茶苦茶ですね(冷や汗)。

上司として教育担当者として

部下にPMPを取得させるときに、マネジャーに考えて欲しい事があります。

PMP取得が、

  • その部下個人のキャリアプランとして妥当か?
  • その上で、会社がそれを認めているか?
  • あなたは十分サポートできるか?
  • 取得によって、本人に明るい未来が開けるか?

ということ、です。教育の現場からは、上記のようなことを考慮されてないで送られている人に良く遭遇します。

  • うちの会社は取るだけで支援してくれないです
  • 学習しても、多分活かせないです(権限が与えられていない&組織的代謝の悪化)
  • 取って、さっさと会社辞めようと思っています(本人のためには良いだろうが、上司としては無能だ、と言われたようなもの)
  • 会社の命令で出張するので、セミナーキャンセルさせてください(そりゃ結構ですが、どういう事なんでしょうね?個人として申し込んだのであれば、仕方がありませんね)

こんな話はザラです。

部下の面倒を一生見るわけではありません。全ての責任が上司であるあなたにあるわけではありません。しかし、35時間という時間を費やすこと(金額より時間が重要!!)と、それに対する効果については、一定の責任が、送り出す人にもあると思います。

確かに、取得後について、完全に明るい未来を描くことは組織の中では難しいとは思います。十分な権限が無いのは、自分たちのせいではないかもしれません。

だとしても、やはり、取ることで何か良くなることが期待できなければ、簡単に言えば、本人に、経営管理の能力的向上による少しは明るい未来が期待できなければ、PMP取れ、と、言うべきではないと思います。

とまぁ、時々そんなことを言うと、若干誤解をされて「コイツにカツを入れてください」とか「彼を歌って踊れるエンジニアにしてください」とか、面白い事を言われてしまいますが、でも、考えてみると、カツを入れてくれとか歌って踊れるとかというのは、まだ、明るい未来を願っているのだと感じます。

さらに考えてみると、昇進の条件というのは、それはそれで、明るい未来なのかもしれません。会社の人事・人材・教育担当の皆様には、昇進とか給与などの待遇だけではなく、権限、学習の機会など、幅広い明るい未来を描いていただきたいなぁ、と思います。でないと、資格を取って転職されて、組織にとって最も大切な知識を持った資源が流出しちゃうことになります。

閉塞感を感じさせたまま、35時間受講させ、かつ合格のみを希望することだけは、やめてくださいね。あまりにも悲惨です。そんな環境下では、実力面での変化は期待できません。そんなの、無駄なだけだと思います。経営から見たら、奇妙な話、です。

権限や能力の向上を活かせ、かつ、学習し続ける環境を提供できるというような明るい未来(完全ではなくてもね)を約束し、学習期間中は仮に厳しい環境であっても多少学習時間の配慮をし、その上で、一発合格のプレッシャーを上手に与え、その後、当初の明るい未来という約束を守る。そんなマネジャーが、教育的配慮のできるマネジャーではないかな、と、思います。PMPを増やさなければならない上司、教育担当の皆様、是非ご一考下さい。

スキル、ツール、HOWTOに偏重しない

最近でこそ減りましたが、プロジェクトマネジメントを学ぶことは、一つのスキルを学ぶことだと勘違いしている人がいます。そういう感覚で、PMPを受験する人は、まだ、多少存在しています。獲得したいのは、スキルではなく、能力です。

そもそも、プロジェクトマネジメント知識体系は、技術的素養の中の一つのスキル、ではありません。単に、役立つであろう知識です。

では何が言いたいのか。プロジェクトをマネジメントするマネジャーやリーダーは、まず知識を習得します。次に、心構えと知識によって、実践や行動を変革することが可能になります。そして、それら全体が能力と呼ばれます。

スキルという言葉があまりにも無造作・無神経に、幅広い範囲で使われてしまっていることも原因かもしれませんが、「プロジェクトマネジメントのスキル」という人が居ます。

スキルとは、即ち、兵隊にとっての射撃の腕前みたいなものです。能力とは、兵隊が戦争を行うために必要な能力、即ち、戦略、戦術、作戦計画、統率、チーム育成、戦闘、武器の取り扱い、基礎体力に関する、知識、実践、行動という能力を指します。

射撃の腕前と捉えてプロジェクトマネジメント知識を習得すると、なんだか色々実感のわかない話が多いなぁ、と、感じられて、結局、学習効果が得られません。教えているのは、もっと幅広いものなのです。

それも、HOWTOではないので、「こんなときこうする」というような局所的なことでもありません。どんなときでも思考できる材料の基礎を身につけて欲しいのです。どんなときでも、どんな情報を収集するか考えられる、あるいは、どんな問題を発見できるか考えられる、そういう事の礎となることを、知識として身につけて欲しい、そんな感じ、です。

ということで、セミナーでは、こんな時にこんな風にうまくいった!という話をしないんですよね。だって、そんな話じゃ、実際の現場じゃ使えないですから。

二兎を追う者は一兎をも得ず、ではない

PMP試験に関しては、二兎を追う者は一兎をも得ず、ではないと思います。ここで言うウサギは、

  • 合格すること
  • 使えるPMPであること

です。何でこんな事を言うかというと、実は、「合格しただけ」というケースが結構あるのです。その原因は、

  • 会社の数あわせに付き合わされた
  • 会社は合格すれば良いと言っている
  • 会社から、合格だけすれば良いと言われた(とんでもない教育担当者だな・・・)
  • 自分は使えるPMPだと思っている(が、実際にはそうではない)
  • 本当はそうなりたいのに、セミナーで牙を折られた(結構あるかも)

などではないかと思います。酷いケースでは、

  • PMPは、使えない資格だ、と、錯覚している

というのもあります。が、行政書士や司法書士と同じで、有資格者でもイケてる人とイケてない人が居ます。これは確かです。脱線しますが、PMPは税理士ほど均質ではないと思いますが、せいぜい行政書士や司法書士と同じくらいのばらつきではないかと思います(法的圧力という観点はとりあえずおいといて・・・・)。たまたまあなたの隣の席のPMPが使えないからといって、資格と関係があるかというと、そういうものではありません。

PMPは職業人の資格です。資格を持っている、というだけで認められるほど甘くはありません。

ということは、PMPを目指す人は、最初から、

  • 合格すること
  • 使えるPMPであること

を目指すべきなのです。二兎を追う者は一兎をも得ず、ではなく、一応二兎を得ることができます。でも、よく考えると、ウサギ二羽つかまえたところで、本当はやっと一羽、なんですよね。

合格だけすれば良い、という方。35時間は、苦痛に感じられると思います。一羽獲得する苦労は、実は二羽獲得する苦労と、ほぼ変わりません。最初から二羽目指すつもりでいれば、二羽獲得できます。心構え、ビジョンの違いだけ、です。

実力だけ付けたいという方。相当量の学習が必要ですが、一定レベルに達すれば、自動的にPMPは合格できます。こっちが、ウサギ二羽に近道、かもしれません。

というかですね、ココまで書いていると、「合格だけすれば良い」という人って、ちょっと間抜けなのではないか?という気すらしてきます。そもそもなんでこんな事を私は書いているのだろうという疑問すら沸いてきます。が、実際、合格だけすれば良い、という人、多いんです。実力は別、と、考えているようです。あー、やっぱり理解できませんね。

とにかく数だけ増やしたいという企業の教育担当者が、実は、諸悪の根源かもしれません。教育担当者としてそう思っていても構いませんが、受験する本人に、余計なことを言わないで欲しいです。それに経営的観点からすれば、金と時間が無駄です。数が必要なら、雇用すればいいんです。無駄な教育費用をかける必要も無い。本人がマネジャーとしてその後の会社生活を送ることを許さず、また、学習し続けることも支援せずにPMPの数だけ増やす。そんな会社に雇われているというのは有る意味生殺し、です。

それはさておき、これから受験される方は、周りがなんと言おうと、合格と実力の両面が身につくことを信じてください。合格をフォーカスしつつ、十分支援できます(本人にその気があれば!)。

・・・PMPって、調理師資格に近いのかな・・・とかフと思いました。PMPに出来ることも、せいぜい、PMPと名乗ること、くらいですからね。

心構えやビジョンや習慣

私はセミナーの講義中に、「少なくとも7つの習慣を読め」「ドラッカーのマネジメントは一家に一セット」「自己認識せよ」あるいは「習慣化しろ」などと、発言します。この意図は何かというと、PMP資格以前に、プロジェクトマネジャーや、経営管理を学ぶ者、あるいは、マネジャーとして、一定の認識を持っていて欲しい、そんな事なのです。

プロジェクトマネジャーの心構え無くして、PMPになる意味がどこにあるのか?というと、実は殆ど意味が無いです。

一つ前に、プロとして云々と述べましたが、今回はそれ以前の基礎、あるいは土台の部分の話です。

土台がグサグサで建物を建てるというのは愚かな事です。しっかりした土台を作ってから、知識を積み重ねていきたいものです。

そのためには何が必要でしょうか?人間系のセミナーや、社内のマネジメント教育、社内の先輩の良い行いを観察する、色々なことが挙げられます。しかし、出来たばかりの超忙しいベンチャーではどうでしょう。ちょっと難しいかもしれません(50年前から存在している一部上場企業ではこういうものの習得は、意識さえすれば比較的、楽。無論50年前から存在するような組織固有の問題はあるにせよ。)。

では、誰にでも、手軽かつ安価にできること、それは、徹底的に本を読んで、実践すること、です。お勧めは、ドラッカーのマネジメント系書籍ですかね。最初の一歩でありゴールだと思います。

だったら心構えやビジョンや習慣を最初から説明しろって?実際、セミナーではやってますよ。ただ、聞く耳を持たない人には、そう聞こえないだけなのです。知覚を求めるものだけが知覚する、ですよ。

PMP、かくあるべし

Project Management Institute Code of Ethics and Professional ConductというPMIの発行する文書、PMPはコレに自動的に同意しているわけですが、PMPかくあるべし、という想いは、この文書に込められているのです。冒頭の一文を紹介しましょう。

As practitioners of project management, we are committed to doing what is right and honorable. We set high standards for ourselves and we aspire to meet these standards in all aspects of our lives—at work, at home, and in service to our profession.

practitioners、非常に「個人」を象徴する言葉だと思います。組織に依存したというよりは、プロとして自立した、という印象を受けます。開業医、弁護士を指す言葉です。

もし、あなたが、PMP試験で違和感を感じる(例えば、GUIDEに書いている内容が、自分の実務にどうもしっくりこない、と認識する)のは、この点が原因かもしれません。

自らは、自立(自律)したプロである、という認識が、やはりPMPには求められています。これは、組織に所属していても可能です。永遠にその会社に忠誠を誓っていても、自立した意識を持つことは可能です(結構まわりに沢山いるかも)。

技術教育の延長線、他の技術資格の延長線でプロジェクトマネジメントやPMPを捉えると、失敗します。自立したプロとしてのマネジメント教育であり、自立したプロとしての資格なのだ、そのように考えてから、試験対策講座を受講するようにしたいものです。

そうでないと、折角の35時間が、無駄になります。結局苦労することになるのです。

PMP取得で人生は開けるか?

PMPを取得して、人生が変わり始める人は、実は多いのです。

思考する習慣、判断する習慣、マネジメントする習慣、自らに変革を起こす習慣、学習する習慣、自分を認識する習慣などを身につけるきっかけになります。また、それによって独立したり、それによって大きくビジネスパーソンとして前進します。

ただ、そういう人は全体の中で多数か?というとそうでもないと思います。私のような個人に近い業態の人ほど、可能性は高いと思います。

現在の多くの日本の会社は、個人に期待しておらず、個人が真に経営管理者に目覚めることを肯定している会社は少ない(経営者は個人の能力を・・・といっていても、組織的に否定しているエネルギーが強い会社が圧倒的に多い)と考えられます。

なので、自分の置かれた環境によって、どのくらい変わっていくか、また、変化を実感できるかは、かなり差があるかもしれません。大きな組織などでは、人生が変わってきたなと感じられるまでに、3年くらいかかることもあるかもしれません。

PMPを取得して、自らに変革を与え、また、学習する習慣を身につける、これが本来の社会人がPMPを取得する意味です。大がかりな経営管理者教育でもなく、コンサルタント育成教育でもないため時々誤解はされていますが、しかし、PMP取得のための学習というのは、かなり、示唆に富んだ内容になっているはずです。

合格するダケが目的となっている人で、変革や学習の習慣を目指さない人は、実は、PMPを取得するひとときは「純粋に時間の無駄」になります。そもそも、それが無駄だと気づかずに、苦痛を感じつつ、無駄な時間を費やしている可能性があります。変革も求めないということは、そういう結果になるのかもしれませんが・・・・。

これからPMPを目指す人は、まず、このあたりに問題意識を持つべきです。PMPは人生を開くきっかけになるかもしれませんよ。

2007-03-05

多摩大学総合研究所様、紹介ありがとうございます。

野村です。

「問題解決視点」養成セミナーは、多摩大学総合研究所、有限会社システムマネジメントアンドコントロール、株式会社ウチダ人材開発センター3者による『産学協働事業』です。
http://www.tmuri.jp/04/03/2007/03/post_20.html

ということで、多摩大学総合研究所さんから、紹介いただきました。有り難うございます。

メルマガのほうでも連載していますが、産学協同ということで、問題解決視点養成セミナーを開催します。

単にツールだけではなく、それを扱う者の側に立つという、興味深いセミナーです。

http://www.meridionalis.com/pdu/VMOPS.html

四択問題

メルマガに、四択問題を掲載していますが、前回(http://guna.meridionalis.com/modules/news/article.php?storyid=269)は、正解の希望者が少なめでした。

皆さんの正解率は割と高めでしたので、おそらく、易しすぎたのでしょう。

今メルマガでお送りしている問題は、「易しいが、理解して答えて欲しい&間違って欲しくない」というタイプの問題です。

実際の試験とは全く異なるタイプの問題かもしれませんが、基礎練習、です。基礎練習を積み重ねて、本番に備えてください。多分、本番は、「見たこともない言葉」「見たことのない問題」が沢山出ると思います(というか、多くの人がそう言っています。具体的にどんな問題なのかは、私は聞いていませんし、知りません・・・・)。

ちょっと間違った

メルマガ、最近、「ちょっと間違い」、が、増えています。主に件名や見出しのあたりなのですが。

編集の時に、ちょっと癖がありまして、時々確認されずに発射しちゃうんですよね。

気をつけます。